バルトレックス投与とカビができるカンジダの治療

性器に異常を感じた場合には性行為感染症を疑うというのが賢明な考え方であり、個々の性行為感染症ごとに特徴的な症状があることから見た目で判断ができることもあります。しかし、性行為感染症は原因の病原体によって潜伏期間の長さも数日から数年といった大きな違いがあることに加えて、感染しても抵抗力が十分にあれば発症せず、体調を崩したりストレスが溜まったりしたときになってようやく発症するというものもあるのには注意が必要です。そういった抵抗力の影響を受けやすい性行為感染症として知られているのが性器ヘルペスと性器カンジダです。性器ヘルペスの場合には水ぶくれができてしまって痛みやかゆみが出てくるというのが特徴であり、否が応でも症状が出てきたことを自覚することになるのが一般的です。一方、性器カンジダの場合には性器にカビが生えたようにして白くなるのが特徴であり、よく見ないとわからないこともあります。だんだんと広がってかゆみをともなうことも多いのがカンジダ感染です。どちらの場合にも一目瞭然であり、有効な治療法も確立されています。性器ヘルペスの場合には抗ヘルペスウイルス薬であるバルトレックスを服用することによって数日の間に水ぶくれがかさぶたになって痛みやかゆみを抑えられるようになります。性器カンジダの場合には抗真菌薬を服用したり塗布したりすることによって徐々にカビをなくしていくことが可能です。しかし、いずれの場合にも症状の改善こそ容易であるものの、完治が難しいという点も共通しています。根気よく治療を行い、再発予防も行っていくということが必要になるのが性器ヘルペスや性器カンジダの特徴であり、厄介さのある性行為感染症となっています。